音大を卒業されて現在は貸しスタジオでピアノレッスンをされているお施主さん。
中古の戸建住宅を購入し、フルリフォームを行う際に一部屋をピアノ室にしたいと防音工事・音響工事の御相談いただきました。
<物件の概要>
・木造(在来)2F建 2F部分
・約7帖
・住宅会社さんとのコラボレーション工事
<防音室の用途>
・グランドピアノ YAMAHA C3
・お施主さん自身の練習
・生徒を呼んでのピアノレッスン
部屋のインテリアに関してご自身のイメージを持たれていたお施主さん。
そのこだわりに応えたく、弊社からもピアノ室としてお奨めしたい響きに重要な内装材や天井高をできるだけ高く確保して且つ意匠的にポイントとなるような天井の組み方・魅せ方をご提案させていただきました。
結果、快諾いただき工事スタート!
今回は工事前の部屋の状況と解体後の状況の御報告まで。
完成が楽しみです!
HM邸ピアノ室 完成しました!
今まで音大の練習室や町場の練習スタジオで長年ピアノを弾いてこられたお施主さん。
それらは部屋の響きはほとんど無く、かなり吸音された空間・・・。
今回造ったピアノ室は、それらのピアノ室空間とは異なり、ピアノ自体の発音を活かす響きが確保できるように計画しました。
建築的な吸音材は、天井面の一部のみ。
壁の一面にはレンガタイルを貼り、リジットな壁面からの反射音を確保。
結果、引き渡し直後にお施主さんから
『ピアノ室が最高すぎます!!』
と・・・、メッセージ頂きました!
今回のピアノ室の防音・音響工事に御協力させていただいた我々も、このようなお言葉を頂けると感謝と共に幸せな気持ちになれます。
一先ず、無事に御引渡できて良かったです。