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Sound & Voice 丸谷マナブ様インタビュー

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Q1. ご自宅に防音室を作ろうと思ったきっかけは?

賃貸で2つの部屋を使って制作していましたが、コスト面を考えて制作環境を一つに集約することにしました。どうせなら防音施工のプロにお願いして、ただ防音するだけではなく、音楽制作に適した“いい音”の部屋にしたいと思ったのがきっかけです。

Q2. ムスタに依頼された経緯は?

防音業者はたくさんあるんですが、YouTubeで公開していたスタジオや施工事例を見て、直感的にムスタさんのセンスが好きだなと思い連絡しました。

Q3. 完成後、実際に使用してみていかがですか?

以前は防音マンションに住んでいたんですが、防音はできても“いい音で聴ける空間”ではなかったんです。自分で吸音材を貼ったりしていたけど、やはり限界がある。
かといって、仕事で使っている商用スタジオのようなデッドすぎる空間だと作曲があまり楽しくない。その中間くらいの、調音のバランスが欲しいなと思い、施工前にそのイメージを伝えました。

吸音材も部屋じゅうに張り巡らされているわけでもなく、バランスよく壁も床部分もしっかり残っています。理想の響きと内装に仕上げてもらえました。

Q4. 生活はどう変わりましたか?

以前は「ちょっと修正したいな」とか、「ここを修正してください」と依頼が来ると深夜でもスタジオに戻らなきゃいけなかったんです。でも今は自宅でできるので、すぐ取りかかれます。
僕は割とめんどくさがりなので(笑)。すぐに作業に取り掛かれるというのは本当に楽です。時短になるし、作業効率もかなり上がりました。仕事を終えたらそのままリビングに戻って家族と過ごせるのもありがたいです。

Q5. ご家族の反応は?

リビングには多少低音が響くみたいですけど、掃除機などの生活音の方が大きいと感じるくらいです。最近子どもが生まれましたが、音を気にせず過ごせており、家族も自然に生活できています。

Q6. 防音室を作った一番の価値は?

作品のクオリティと作業スピードが上がったことです。Mix作業をこの部屋だと判断が早いです。以前は「1日寝かせて、別のスピーカーで確認。ヘッドフォンでも聴いてみる」みたいな工程が必要でしたが、今はこの部屋で仕上げれば安心できる。効率も信用度も全然違います。

Q7. 表現の幅は広がりましたか?

まだこの部屋で制作を始めて数ヶ月ですが、照明の色の雰囲気で曲を書いてみるのもいいかもと思っています(笑)。何より、自分が楽しむ事が一番なので。

Q8. 最後に、防音室を検討している方へアドバイスをお願いします

家を決める前に業者さんに相談するのがおすすめです。内見しても本当に防音が可能なのかはわからないので、「この部屋なら防音できますよ」と言ってもらえると安心しますし、無駄な時間を省けます。わからないことはまず相談することが一番ですね!


Profile/丸谷 マナブ
作詞・作曲・編曲家・音楽プロデューサー
2005年 宅録ユニット『sunbrain』としてDefSTAR Recordsよりメジャーデビュー。2014年 AKB48「ラブラドール・レトリバー」で第56回日本レコード大賞・優秀作品賞、ゴールドディスク大賞・シングルオブザイヤーを受賞。オリコン年間トータルセールス・作曲部門で第1位を獲得。2018年 第60回 Little Glee Monster「世界はあなたに笑いかけている」で日本レコード大賞・作曲賞を受賞。

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