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遊び心と機能美が調和する、シームレスデザインの高性能スタジオ

  • レコーディングスタジオ
遊び心と機能美が調和する、シームレスデザインの高性能スタジオ
部屋の用途
レコーディングスタジオ(コントロールルーム&レコーディングブース)
部屋の広さ
コントロールルーム:3帖、レコーディングブース:1.4帖(施工後)
天井高
コントロールルーム:2.5m、レコーディングブース:2.3m
遮音性能
レコーディングブース:B外部空間に対してD-6、スタジオ間の性能D-40
担当
草階

東京都・ST様邸/レコーディングスタジオ

studio,

施主様の知人のご紹介により、お問い合わせくださいました。
ご自宅の新築に合わせ、仕事場となるスタジオを設計。施主様のご要望で、玄関ホールから続くセラミックタイルをスタジオ扉にも使用し、一見すると扉があるとは分からない遊び心のあるデザインを取り入れました。

さらに、バイノーラルマイクでのレコーディングに対応するための工夫を凝らしました。部屋をなるべく正方形の形状にしつつ、正方形の形を要因とする定在波対策のため遮音の壁を斜めに配置し、吸音の壁は並行に設置することで、機能と音響に配慮しました。木造住宅ながら、部屋内外での高い防音性能も確保し、施主様のこだわりを反映した特別な空間が完成しました。

【設計のポイント①】

オーダーメイドデスクや、モニター画面等の機器を壁に埋め込む計画とすることで、限られた空間でも機能性のあるスタジオを実現。

【設計のポイント②】

壁のセラミックタイルをスタジオの扉にも張り付け、一見すると扉とは分からないような工夫を施し、デザインに遊び心を取り入れました。

廊下のセラミックタイルの壁。この先にレコーディングスタジオがあるとは思えない、遊び心のある扉のデザイン。